【印象に残っているエピソード】
教習所には送り迎えのバスが出ているのですが、最終の帰るバスは本数が少なく、二か所のコースを一本のバスでまかなったりしていました。ただ、当初私はそれを知らず、間違ったバスに乗ってしまい、結局教習所に戻ってくる羽目になりました。一人だし山道だし怖かったです。でもバスの運転手（当番制の教官）が親切な方で、ご自分の自動車で家まで送ってあげると言ってくれた時は本当に安心しました。
結局、遅くなったことに父が心配して迎えに来てくれていたので父の車で帰ることになりましたが、私がバスを乗り間違えた理由（住所の漢字間違いです）や他にも私のような間違いをする方の話も聞けたので、それはその後、家族間の笑いの種になってます。

【通っている他の生徒について】
大学が近くにあったので、バイク通学の学生が多かったです。バイクの免許を取りに来ているのにバイク通学している方もいらしたそうです。警察もそれを知っているので、よく検問を敷いていました。でも学生もその日はバイク通学を控えたりと、イタチごっこだったようです。実際、駐車場にバイクが少ない日は、検問だな、と解りました。
授業でもバイク事故の話をよくしていました。どうすれば安全か、よりも事故を起こした際、どうやって生き残れるか、という話が多かったです。交通事故を起こして被害者家族に謝罪に行く。その映画はニュースでは語られないこともあって、少し自動車に乗るのが怖くなりました。

【各評価理由】
教官の質 :4	担当する教官は決まっていましたが、都合がつかない場合は何人も変わりました。それが唯一の不満です。ですが、同じ担当の場合、前回のことを踏まえて運転を始める前に色々と注意したり、前回のことを私に確認してくれたりと、色んなことに気遣ってくれて、教習所の外にでる二次の時は本当に頼りになりました。
レッスン内容 :3	バイクの練習のとき、一人ずつ走っていくのですが、練習生はたくさんいるのに、時間がなくて、私は一周しか乗れませんでした。私より後の人もそうでしょう。自動車より簡単な操作でしたが、現実には怖くて乗れていません。 バイク練習のときの練習生が多すぎます。もう少し時間が欲しかったです。
料金 :4	当時、知り合いを紹介して教習所に通わせると５０００円の謝礼が貰えました。 私の場合は兄弟で通ったので、私が兄弟を紹介する、という方法で謝礼をレッスン代に入れたので少しは安くなったと思います。 段階ごとのペーパー試験は何回も受けることができましたし、勉強場所もありました。試験日は決まってましたが、たまに先生によっては気まぐれに予定のない試験を組んでくれて、本免許を取るまでの時間が早かったように思います。時間をお金で買うのなら、安いですよ。