【【私が教習を始めるにあたって】】
私は昔からバイクに乗りたいと思っていました。
そしてこの冬、中型二輪免許を取るために、大学の友人と一緒にセパルライディングスクール橋本に通うことにしました。
理由はごく単純で、家から近かったからです。
そして、入校手続きを終えて「教習では、どんなことをするんだろう？」とこの学校について調べたところ、このサイトや他のサイトで言われているような「厳しい」「怒鳴られる」「絶対に入校してはいけない」などの口コミを見ました。
まだ、教習が始まっていない段階なのに「無事に卒業できるのだろうか？」「他の学校のほうがいいんじゃないだろうか？」と不安を感じました。

【【いざ教習が始まると】】
そして、初教習の日を迎え、恐る恐るセパルへ向かいました。
前評判の通り、教官の怒号が飛び交うような厳しい教習を予想していましたが、いざ教習が始まるとそういった様子は一切ありませんでした。
教官は真剣かつ真摯に、ですが時には冗談を言ったりととても親しみやすく教えてくれました。
バイクというのは、とても危険な乗り物です。
なので、教習所内で間違った走行をすると教官に注意されることももちろんあります。
それは、決して教官がいじわるで教習生に言っているのではなく、もしも公道で同じような走行をすると危険だということを理解してもらう為に言っているのだと思います。
私が通っていて、前評判のような厳しさを感じたことや教官の怒鳴った声を聞いたことは一度もありませんでした。

【【大切なのは教官に訊ねること】】
バイクに初めて乗る人であれば、教習の中でいろいろと疑問に思うことがあると思います。
そういったときは、恥ずかしがらずに教官に訊ねてみることをお勧めします。
私は教習が終わって、教官から総評をしていただいた後に訊ねることが多かったのですが、次の教習があるにもかかわらず、皆さん親身になって疑問に答えてくれました。
教習所内の課題のコツや公道を走行する時のコツまで、様々なことを訊ね、卒業検定では、教官の方々に訊いた課題のコツを使って全ての課題に挑みました。

【【補習のねらい目】】
みきわめなどで落ちてしまい、追加教習（補習）を受けることになってしまうと、とてもつらい気持ちになります。
私も最初に補習を受けることになってしまった時、悔しくて情けなくて、とても落ち込みました。
ですが、補習こそが運転能力をぐんぐんと上げるチャンスだと、私は思っています。
私が勧める補習の受け方なのですが、もしも、補習を受けることになってしまった場合、あまり他の教習生がいない時間（平日の朝早くなど）をねらって補習を入れるといいと思います。
他の教習生がいない時間に補習を入れることで、教官とマンツーマンで教習を受けることができ、自分の苦手な課題を集中的に練習させてもらえるからです。
他の教習生がいた場合、自分に合わせてもらうことは難しいですからね。
他の教習生がいないので教官との会話もしやすく、コツなどをバンバン訊ねられるところも、お勧めする理由の一つです。

【【セパルを卒業して】】
私自身、運転適正が高いわけではなく、どちらかというと不器用なほうだと思います。
実際に教習でも一段階で3回、二段階で2回の追加教習（補習）を受けました。
卒業検定の日は雨が降ってたり、私の前の人が急制動で転倒してしまったりして、とても緊張しましたが、ある教官が「緊張すんなってー！」と冗談交じりに言ってくれたことや、また二段階の見極めを担当してくれた教官が「前回（二段階のみきわめ）の通りにやれば大丈夫だから」「路面が濡れてるから、急制動は落ち着いてアクセルをもどして、優しく前ブレーキをかけて」「（他の人のことは）気にしなくていいから」と言ってくれたことで、緊張がほぐれて無事に終了することができました。
セパルを卒業して感じたことは、教官の方々がとても真剣に教えてくれるとても良い教習所だということです。
これからもセパルで学んだことに誇りを持って、安全運転をしていきたいと思います。