【教習所のいいところ】
施設の衛生面が大変整えられている印象でした。また、通っている教習生も授業が終わり次第、即座に帰宅する、もしくは一時外出する人が多く、教習所に関する勉強をするには良い環境が整っていました。ロビー前の待合室、自習室も自販機付きで完備されているため、友人と話しながら勉強するか黙々と一人で勉強するかを施設内で選べるのは大変良いところです。ただし時期によっては混雑もあるでしょうから、必ずしも常時過ごしやすいとは言い切れません。

【教習所の注意するところ】
指導員による指導内容などは徹底して守られており、基本的には授業中に話し出す生徒もしっかり取り締まられていて最低限の学びができるとは思います。ただし学科、技能共に指導方法が合わないケースがあります。私の場合、例えば、学科においては「こんな交通方法は、ダメに決まっているからダメ」と、ある交通方法を避けるべき理由説明を省くことなどありました。なお、技能でも同様です。これは授業時間が1コマ50分と短すぎるがゆえに起こる問題だと思われるため、指導員そのものに落ち度があるとは言い難いのですが、可能な限りきっちり話すべき箇所だと思われます。なお学科試験で間違いやすいところを指導してくれる授業もあるため、そこでそうした悩みも解決できるかもしれないとは思います。総括すると、予習・復習で対策しましょうということです。

【いい距離感でいられる環境】
おそらくですが、近辺の大学の生徒が多く通っているのではないか？という感じです。
そのため、一人が苦手な人は難しいところもあるかもしれません。ただし、一人でいる人も相当数いるので気にしないでいいと思います。

【雑なところがあります】
学科／技能授業の仕組みについて、受付では一切説明してくれません。第1回目の講義でテキストを元に、簡単にだけ教えてくれますが、全貌が見えないまま教習所生活はスタートした感じでした。要するに入る前は適当に扱われます。これを知っておくだけで、受付で質問すべきことはまとめていったほうがいいとわかるかと。なおパンフレットは内容がカスカスですから読んでも無駄です。
ただ入った後自力で授業の取り方などを把握できれば、問題ないでしょう。ただし、ボーっとしてると無駄にお金を取られる可能性が高いので、しっかり聞きに行きましょう。たとえ人が多くて忙しそうにしてようが、質問に答えるのは教習所で働く人の仕事なのですから、気にしなくても問題ありません。言いたいことなどは、しっかり伝えて、自分が過ごしやすい教習所生活を心がけるだけでいいでしょう。もちろん、調べてもらったら感謝を伝えることが大事です。
あと、ここでいうことではないかもしれませんが、受付の対応が雑なのは人がうまく捌ける環境がないからでは？と思います。受付整理券発行する機械でも導入すればいいものをと常々思っていました。

【便利】
無料送迎バスです。家の前にまで送ってくださる大変ありがたい制度です。
ただし家の近い人（車で30分圏内？だったか？確かめてください）しかダメなので、悪しからず。

【授業の取り方、勉強方法】
基本的に毎月ごとに授業スケジュールが出されます。その予定を見つつ、第一段階では、学科10コマ、技能12コマ（＝最低コマ数、場合によっては増え、その際には追加料金の支払いが必要）を取っていくようです。短期スケジュールコースで申し込むと、それを全て受付が組んでくれるため楽チンです。ただし状況に応じて、自分で「この学科はやっぱりこの日に取ろう」と再スケジューリングするのもいいでしょう。テストの時期に応じて自分で調節することも、うまく通うコツです。第二段階もコマ数が変わりますが同様です。
勉強方法は予習・復習が良いのですが、その際には模擬テスト形式や一問一答形式で勉強できるPCツールが役立ちます。スマホでも勉強できるでしょう。