【感謝の辞】
昨日ここを卒業し、来月の3月に大学を卒業、4月には社会人になるのですが、18歳のときに一度別の教習所に通い辞めています。仮免前で辞めてしまいました。
ここの教習所で初めて場内で教習車に乗ったときにATのクリープ現象に驚きもせず、ブレーキペダルでのブレーキのかけ方も非常に自然だったことに違和感を覚えた指導員さんが、車に乗るの初めてじゃないでしょ？と聞いてきました。ええまあそうですね、とだけ言ってその場をしのごうと思ったのですが、どこで練習したのー？と言葉攻めにされて嘘が苦手な私は昔教習所に通っていたこと、仮免前で辞めてしまったことをつい話してしまいました。するとその指導員さんはそうかぁ、もしかして教官と喧嘩でもしちゃった？と私のことを受け入れてくれました。教官と喧嘩した、あながち間違いではないのですが、18歳の頃の私はまだまだ子供で社会を舐めきっていたのだと今は思います。親と祖母に免許を取りなさいと無理やり教習所に連れていかれ、電車でどこにでも行けるような場所で生活していたため免許の必要性を微塵も感じていなかった私にはとてつもなく酷なことでした。
私はそれに関して後悔はしていませんが、人間として恥ずかしいとずっと思っていました。それを最初の場内の教習で受け入れてもらえたことで非常に気持ちが軽くなりました。
その指導員さんとはその後何度も技能でお世話になり、その方は教えるのも非常に上手かったため、仮免の修了検定も最後の卒業検定もその方の教えおかげで一発で合格することができました。本当に感謝しかありません。もちろん他の指導員さんにもたくさんたくさんお世話になりました。
このサイトで指導員さんに非常に不満のある方が多いようですが、ここの教習所には「乗車ノーカード」というものがあり、この指導員さんは苦手なのでもう当たりたくないという旨を訴える制度もあります。皆さんそれを知らずに卒業したのでしょう。残念に思います。
なぜこのカードを知っているのかというと、合宿で同じ日に入所して仲良くなった友人があの指導員さんとはもう当たりたくない！と半泣き状態で私の宿泊部屋にやってきて、事務の人に文句を言ってやろう！としゃしゃり出たことが始まりでした。
事務の方が文句を聞いてくださり、こういうものがあるよと渡してくださったのが「乗車ノーカード」でした。あまりにもご指名が多い指導員さんは厳重注意が入るのではないでしょうか。下手したらクビになるのかもしれません。
私は一度教習所から逃げてしまったからこそここでは真面目に必死に勉強しようと思って来ました。実家から就職先の通り道に五井駅があり、就職先のそばで一人暮らしが決まっていた私には免許が必要でした。就職先は実家よりもずっと田舎で、車がないと生活のできないような場所です。そのため、やる気は誰よりもあったと思います。そんな私を見かねてか指導員の皆さんは非常に優しく厳しく教えてくださりました。教習が楽しくて運転も楽しくなりました。
ここに来る前はとりあえず免許取れればいっかー、ぐらいにしか思っていなかったのですが、いつか大型や二輪も取得したいですね。もちろんここで。
長くなってしまいましたが、もしここまで読んでくださった方がいらっしゃればこの教習所で免許を取ることを考えてみてもいいのではないかと思います。おすすめします、とは言いませんが、もし教習所に通うことに迷っているのならば一度検討してみてほしいと思います。
ちなみに最後の卒業式のときに「メッセージカード」といって、お世話になった指導員さんや事務職員さんなどに一筆お礼のメッセージを名指しで書くことができます。もちろん自分の名前を添えて！私はラブレターだと思って書きましたが笑
では最後に五井自動車教習所の皆様にこの場を借りてお礼をいたします。私のことを知っている関係者の方であれば、私が誰なのかわかってしまうんじゃないかな笑
あまりにも赤裸々に記入してしまったので、この内容はやばい！と思われたサイトの運営者様、教習所の関係者の方々、掲載しないようにしていただいて結構です。
本当にありがとうございました！